第20回記念大会
2006年の活動スタート以来、10年の節目を向かえ、年2回の発表会は今回で20回目を数えました。
この10年では、積水化学グループ全社大会への出場も果たし着実に成長してきました。
人や設備など取りまく環境は様々な変化がありましたが、モノづくりの根幹である「グループ改善活動」は、会社への利益貢献や個々人のスキルアップに欠かせない位置付けであり、今後も継続し更なる歴史を刻みます。
活動の感想
活動開始当初は、テーマの重みに不安を感じました。設備的な問題等に立ち向かい、しっかりとした効果を得て完結へ導き、作業負荷を減らすことにより、メンバーが改善活動へのやりがいを感じることができるか…と悩んでおりました。
しかし、その不安は直ぐに解消されました。リーダーのテーマにかける熱意がメンバー全員にも伝わり活動意欲が更に増し、長年不滅であった包装機の溶着不具合に対し50%削減と大きな目標を掲げて、徹底的な3現主義(現場・現物・現実)を貫き、達成できたことは、チームワークで成し遂げた結果だと大きな自信になりました。
実際のところ、活動途中でも十分な手ごたえを感じていましたので優勝する気満々でした!
苦労した点
QC手法のステップでは要因解析が一番のポイントでした。根本原因をキチンと突き詰めて設備改良だけに頼るのではなく、自分達のアイデアで効果が見込め、更にはお金の掛からない対策を進めるために要因の掘り下げを根気強く行いました。
今後の意気込み
活動の経験も増してきたこともあり、各メンバーの改善スキル向上が強く感じられる今回の活動でした。
今後も、ベテラン・中堅・新人が積極的に融合し更なるSINKAを目指して、安全・品質・生産性を追求し、仕事を楽しく楽に進められるように、また、その家族を幸せに導く活動にしていきます。
チーム名『なぶら』の由来
全メンバーで意見を交わしている中で、今期のチームリーダーが釣り好きという事から命名。
なぶらとは、大きい魚に追われた小魚が行き場を失い水面上で激しく群れている状況を言います。
大きい魚を狙う場合には当然なぶらを探します。見つけたときの興奮(要因解析)と大物が釣れた時の幸福(効果)のように、改善活動に置き換えて充実した活動をしていこうと選定しました。